スチールパイプ製の衣類掛けに多いのですが塗装がはがれて錆が発生してしまいそれが畳に跡を付けることが結構あります。
新品のうちはいいのですが年数が経つとどうしても錆が発生してしまうので何か敷物か板をはさんでつかないようにすることが大事です、錆び跡は取ることが出来ないのです・・・

綿の畳縁では敷居との摩擦により「ギッ」とか「キュ」とか異音が発生することがあります。
敷居と畳縁のすべりが化繊に比べ悪いために起こるのですがすべりを良くするため敷居に蝋かワックスのような物を塗布するとほぼ収まります。
畳を敷いてしまってから塗るのを忘れていることに気が付くとかなりへこみます
（＾＾；

八畳間だと通常一畳仕上げの場合が多いのですが今回は半畳で制作依頼がありました。
一部屋で16枚、作っていて「まだ終わらない・・」って気分になりました（笑）
でも仕上がりは「おっ」と思うほど美しいです。
寸法も間違いなく無事納品できてほっとしました
（＾＾；

「ひのさくら」等上品の畳表を５年前後で裏返しをすると「新品か？」と思うほどまだ裏側は美しいです
枯れた草などが入ってないので赤い筋はほぼゼロです。
このように使えればよい表を使っても損は無いのですが擦れすぎやシミ発生で使えないと非常にもったいなく感じます。

個人のお客様から縁無タタミの依頼があり琉球や和紙表、目積表など見てもらって検討していただき決定させていただきました。
少し上品の目積表を取り寄せ作業開始しましたが折り曲げ作業性がよく美しく仕上げが出来そうで気持ちがいいです。
無事納品できるようがんばります。

無駄に倉庫スペースがあるので問屋さんと交渉して大量（４トン車一台分）購入を条件に少しでも安価になるように仕入れしてます。
フォークリフトがあるからできることですが今回から価格があがってしまいトホホ・・・
建築会社などに値上げ要請に行かなくてはならなくなりそうで気が重いです。

先日表替えを行った現場なのですが柱部や隅部の塞ぎきれない部分にミニ畳を制作していれてありました。
新畳制作時にもう少し敷き方を替えれば作らなくても良かったのに・・・と思うところもありましたがまあ作ってあるところなのでしかたありません。
代金も請求しなくてはならないですが結局サービスに（笑）まあしょうがないか
（＾＾；

大きな柱の切りこみの処理は気を使います。
シッカリと寸法計測をしてあるはずですが時にはミスもありますし安全に大きめに作るとすぐに隙間が目立ってしまいます。
もちろん機械で逢着できないので時間も掛かります。
でもこのくらいのシッカリとした柱をつかう家はいいですね（＾＾；
最近の家は壁紙に隠されてしまって味気ないです

最近の新築のお宅ではあっても和室一部屋のことが多いので軽トラックでも少ないくらいです、特に４．５畳だったりすると・・・
先日納品したお宅は久しぶりに２０畳もありました、あり難いです。
３部屋以上ある新築は本当に年に数えるほどです、収入が減るわけですね
（＞＿＜）

 逢着が機械化され早く綺麗に縁を逢着できるようになってますがこんな変形の畳は機械に固定することが出来ないので手縫いするしかありません。
しかしこの畳細すぎて手縫い針を通すたび暴れます（涙）
非常に縫いにくく一畳やるのに機械の3倍くらいの時間が掛かってしまいました本当は割増料金が必要なのですが・・・・しょうがないですね（＾＾