お客様のリクエストで通常縁をつけない幅方向に片方だけ縁をつけました。
その訳は・・・掘りごたつで足を入れるとその部分が磨耗しやすいのでその対策のためです。
裏返しが出来なくなる可能性だけはお伝えして施工しました、デザイン的にも良いのではないのでしょうか？
こういった畳屋が考え付かない提案も出来る限りお受けいたします
（＾＾；

よくホームセンターに買い物しに行きます。時には仕事道具や材料もあるので助かります。
格安の置き畳なんですが、チラシなんかでは涼やかに見えていいのですが実物は・・・ちょっと難ありです
心材は何かわかりませんが畳表は通常の畳にはとても使えない低質なものでおそらく数ヶ月くらいしか持たないと思います、その後はゴミになってしまうので処分が大変かと・・・
また保管状況が良くなかったのか大量のカビが発生したまま置かれてました、これではお客さんがいくら安くても買わないと思いますが・・・
いくら安くても使用方法や処分方法を考えてから購入したほうが良いかもしれませんね。でもこの価格では自分が作れといっても材料代にもならないので仕方ないかも（＾＾；；；

堀こたつ設置のため大きく中央をくりぬいた２畳の畳なのですが製作は結構大変です。
デザイン的にはいいのですが修繕のときに追加工事が発生してしまいますしこたつを取り外して畳を入れるとちょっと・・・いまいちです。
できることなら無駄の無い設計にした方が後々よいと思うのですが・・・

　
裏返し工事で畳表を取り外したところ金属ピンで継ぎ足しを固定してあり場所が縁で隠れないところだと非常に困ります。
金属ピンが錆びて畳表に跡をつけてしまうと除去することが出来ないからです。
通常は縁や側面に隠れるところに使用したり跡が付かないように処置をするべきですが・・・
仕方ないのでお客様に説明して納品させていただきましたが後味の悪い仕事終わりでした
（；＿；）

　
一部のハウスメーカーでは広さを売りにするため「メートル寸法」を採用したお宅があります。
事前に連絡や見積に行っていれば対処できるのですが在庫や手配が間に合わない場合が出てきます。
もし工事依頼や見積依頼をする場合は一言「メートル寸法（京間寸法）です」と伝えていただくとトラブルが少ないかと思います。
久しぶりにメートル寸法のタタミの作業しましたがやっぱり大きい分扱いが大変でした。
（＾＾；

まだ梅雨が明けないのですが天気予報が良かったため個人宅の仕事をさせていただきました。
やはり少し湿気が多いようなので作業している間以外は少しでも湿気を飛ばすために天日干しをしておきました。
少しでも快適に使っていただきたいですものね
（＾＾）

カラーの畳表も使うことが多くなりましたが大抵はダークカラー系が多いです。
今回当店では初めて「白色」をオーダーいただきまして製作中なんですが・・・・
「白い、白すぎ」、自分でも何を作ってるのか判らなくなってきます（オイ）
汚れが目立ちそうですが、、、どうなんでしょう？
とにかく製作時にも汚れをつけないように気を使います・・・

数ヶ月前に新調されたお宅で雨漏りが発生してしまいどうしたら良いかお電話があったので伺ったのですが思ったよりも軽症で安心しました。
ですが雨続きですので天日干しもできないので工場に持ち帰り倉庫に入れて除湿機を稼動させ乾燥させました。
幸い非い草の畳表を使用していたため変色も軽微でしたので乾燥後しばらく使って様子を見てもらうようにしました、余計な出費をしてもらわなくて済んでよかったです。
（自分は少々手間がかかりましたが（笑））

先日仕入れた畳表を開梱したら生産者名の判子部分に見慣れないラベルが・・・
熊本のゆるきゃら、くまモンのラベルでした。
（＾＾；
こんな所にまでゆるきゃらを使うようになったんだなあと思いました。
ついでにキャラ紹介や役立つパンフレットも同梱してあれば良いのに・・・
畳を敷くと隠れてしまう部分なので。

当店が在庫している賃借物件用の一番安い畳表と一番高い「ひのさくら」を使う仕事が重なったので比較用に写真を撮りました
写真を見ただけでもどちらが高いか安いかわかる・・・と思うのですがどうでしょう？
ちなみに「ひのさくら」一枚の値段で一番安い畳表が5枚くらい買えます。
（＾＾；