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(有)遠藤タタミ店の三代目
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DCF_0246.jpg新築の仕事なのですが何故か連続して4.5畳一部屋という仕事が続いてます、しかもかなり遠い現場。
畳の場合一畳いくらで計算されるので少ない畳数だとかなり大変です、本来は基本料+畳数で請求しないといけないのですが・・・
さらに今度送られてきた図面では・・・新築一軒で2畳
(ノД`)・゜・。泣きそうです
 
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DCF_0248.jpg昨日ですが上げてきた公営住宅の畳が物凄く湿気ていたので作業前に天日干しをしました。
鉄筋コンクリ作りの一階の北側の部屋で畳だけでなく壁紙や押入れ、天井にまでカビ発生で修繕箇所多数の場所でした。
冬場は暖かい所(台所や南側の部屋)から空気が流れ北側の部屋の壁などに結露が発生しやすいです、こんな場合は温度差を少なくするため北側の部屋を暖房してやることも必要になってきます。
また暖房器具もエアコンや電気ストーブ等水分を出さないものを選択したほうが良いかもしれません。
DCF_0245.jpg表替えに伺ったところ「フカフカする」とのことで見てみると藁サンド型の畳でした、20年以上たっており発砲フォームが潰れて柔らかさが出てしまっているようです。
こうなると普通なら新床へ交換なのですが何とか使うため畳を敷く位置を変えて寸法合わせをして何とか納品、殆ど気にならないレベルに出来ました。
あと7~8年くらいは大丈夫かな?
DCF_0237.jpg畳の表(ゴザ)を止めてある部分なんですが糸で逢着してあるのではなくて金属ピンで止めてある物です、よくミカンの箱の底なんかに利用されてるタイプの金物です。安価に早くできるので一時期かなり使われてました。
湿気の多い場所だとすぐ錆びて折れてしまい畳を上げたりするとバラバラになってしまうものも多いです


DCF_0238.jpgこんなやつ、箱の組み立てで見たことあると思います、こういう風に綺麗に取れれば良いけどすぐ錆びてバラバラになりとるのに時間が掛かるし錆が飛び散って目に入ることも(ノД`)・゜・。 格安の工事店では今でも使ってるところもあるようです。
DCF_0222.jpg
先日急遽製作した縁無し畳を納品してきました。
この部屋は元6畳の部屋をリフォームして回りにフローリングを入れて4.5畳にしてその中心部分に縁無を入れるというものでしたが「なかなかセンスがいいな」と感じられました、畳店としては畳数が減ってしまうのでダメですが(^^;部屋の隅部って大体荷物を置いてしまうのでこの方が使い勝手がよいかと思います。
DCF_0217.jpg
チェッカーフラッグのような模様の畳表を「市松」と通常言いますがこの模様を出すために井草の先の方と元のほうを組み合わせて模様を作っています。
新しい時は豪華に、綺麗に見えていいのですが耐久性に関しては草の先の部分は弱いのでそこから削れが発生していきます。
良品の普通の畳表と比べると耐久性が低いと言えますので常用しない奥の座敷なんかには使用してもいいと思いますが普段から使用する茶の間のようなところには不向きかと思います。
DCF_0211.jpg
大工さんから依頼されて4.5畳の寸法取りに行ったのですが行ってから「縁無しで」と言われて納期まで時間が無いので急遽の製作です。
縁無し畳が新築時等見た目のよさから人気なのですが「縁ないから安いでしょ」なんて気軽に言われるのですがとんでもないです、大体普通の縁付きの畳の2~3倍の手間と時間が掛かります、費用も約2倍くらいを見積もっていただかないとご飯が食べられません。
実用でしたら縁付きでいい畳表を使った方がコストが掛かりませんが違ったものを入れたかったりデザイン性を重視でしたら縁無しもいいかと思います。
DCF_0203.jpg何とか完成しました(^^;
床がかなりヤワヤワだったのでへこみ修理と修理したところとの段差を少なくするためクッションシートを入れてみました。
あと寸法もかなり(5mmくらい)小さくなってたので継ぎ足しました


DCF_0204.jpgDCF_0205.jpg
何とか隅部に紋を持ってくることが出来ました。
在庫してある縁をいろいろ合わせてみて合うものを探したり濡らしてみたり弛ませたりと大体の場合苦労します(笑)ですがかなり縮んだ縁でないと会わなかったため隅の重ねたところが綺麗な丸になりません
こればかりは仕方ないのかなあ・・・
DCF_0197.jpg
今日のお仕事はこの四方縁、お寺のお坊さんが座る台に収められたものです。かなり年数たってるなーと思いながら分解したところ約25年前の新聞がでてきました、そのぐらいたつよねえ・・・


DCF_0198.jpgなかなか見事な作りをしております(笑)
これよりはましな作りにしたいものです





DCF_0199.jpg模様を出すための仮止めに使ったピンがそのまま
もうサビて折れており危険な状態・・・
せめて縫い終わったら抜けば良いのに・・・

何とか製作して明日納品です。
DCF_0185.jpg
建材の畳床に使用されている木質系ボードなんですが使用していると圧縮によるためか下側(床板側)側面が張り出したように伸びてきます。
こうなると逆ハの字状になりスムーズに畳を入れることが出来ません。そのため一度全て取り外してもう一度カッターで削ぐように切りなおしの作業をします。
無理やり入れれば入らなくはないし入ってしまえば見えないのですがやっぱり気持ちよく寸法どうり入ったほうがきもち良いではないですか(^^;無駄かもしれないけどやらないと気が済みません
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プロフィール
HN:
遠藤佳之
性別:
男性
職業:
畳業
趣味:
車・スキー・スノボ
自己紹介:
静岡県 富士宮市
遠藤タタミ店三代目
施工範囲は
富士市 富士宮市 芝川町とその周辺になります
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