賃借物件の仕事ですが畳表を外してみたら畳床の糸がバッサリと切られていました、おそらく畳表を切るときに下敷き（かき板）を敷かずに直に畳床の上で切ったのでしょう。
框部分も縫い糸と一緒に畳床の糸も切ってしまってグズグズ・・・
おまけに写真では取り除いてありますが縫い糸も切っただけでそのまま
「こんな仕事ならやるんじゃない」と言いたくなるような状態で悲しくなりました
（；＿；）

　
施工依頼が来たときは「うーん」と思いました。
積水製の畳表アースカラーシリーズの「ボルケーノ」です。
アジアンテイストというか洋室のリビングのソファの前なんかに使用すると良いのでしょうか？
製作して敷き詰めてみると・・・これはこれできれいと思いました。
畳みたいではないですが
（＾＾；；；

２年前に２級技能士を取得したのですが今度は１級技能士試験を受験するため「静岡松下塾」へ入塾しました。
技能試験にむけてだけでなく伝統的な制作方法も学べるということなので今まで知らなかった技を知ることができるので今後の仕事にも役立てるし知識にもなります。
技能試験は８月ですが・・・受かるかどうかはわかりませんが頑張ってみようかと思います。
（＾＾；

　
通常は縁無畳で使用することが多い目積畳表ですがお客様からの依頼で縁付畳で施工させていただきました。
ちょっと変わった雰囲気になりなかなか良いのではないでしょうか？
価格も通常の畳表上品とそんなに変わりませんよ。
（＾＾）

　
かなり前にお客様から依頼されていたのですがやっと手が空いたので制作しました。
ミシンで畳表に縁を中表で縫い合わせた後ひっくり返してウレタン入れて手縫いで口を閉じます。
布なら簡単にひっくりかえせるのですが畳表ですのでかなり苦労しますしシワが少し出来てしまうのが難点です。
ですがお尻がムレなくて使用感は結構良い感じですよ。
（＾＾；

先週ですがリフォームによるエコポイントの説明会に参加してきました。

断熱工事の部門に今回から建材畳床が対象になるためですが実際に適用を受けるとなると断熱材の使用量に合わせるためにはかなりの畳数が必要だったり使用材料が限られたりと簡単には適用できないかなと思いましたが他の工事（フローリングの断熱等）と組み合わせた場合は適用されそうなので工務店等からの問い合わせはありそうです。

情報を知っておかないと対応に困るのでこういった勉強会は積極的に参加していきたいです。

くわしくは「省エネ住宅ポイント」のホームページをご覧ください

　
畳表替えの作業ですがお客様より「畳が固くて寝転んでいられない」とのことなので厚地の保護不織布を巻き込んで作業しました。
３～４ミリ程度の厚さがありかなりやわらかなってお客様に喜んでいただけました。
畳の角が丸くなってしまうのですっきりとした仕上がりにならないのが少々難点ですが・・・

表替えを行ったお客様からのリクエストですが少し手を加えてみました。
　
無地縁をミシンで縫い合わせて縫い合わせ部分を角になるようにして延長して側面に縫跡が見えないようにして置き畳を製作しました。
どこに置くかというと・・・

玄関の上り段に、すのこ状の敷板のうえに置いてみました。
なかなか良い雰囲気に仕上がってよかったです。

　
「隙間を直してほしい」とのことで作業したのですがやけに大きい感じ・・・
図ってみると２メーターオーバーの畳でした。
今回は修正だけなので問題ないのですが新畳に入れ替えとなると畳床は特注になりますし畳表も切り分け済みの物ではなく繋がったものでないと間に合いません。

　
表替えで伺ったところ床下湿気の多いお宅で畳を上げたところ床板がかなり広範囲にわたって黒カビ発生してました・・・畳の裏側にも汚れが付着・・・
裏側で仕上がってしまえば関係ないのですが気になるので裏面も綺麗に拭き上げて納品。
もちろん床板側もできる限り綺麗にしました。
これだけ床下環境がわるいと床下換気扇の設置なんかも検討してもらいたいところですね・・・