新築時には使っていた掘りごたつもしばらく経つとまったく使わないようになってしまっているお宅が多いです。
そんな場合は新しく一畳の畳を作ってしまうのを提案してます。
張替のたび半畳２枚で１．５畳分の表替え料金が掛かってしまうので新畳１畳と殆ど変らないからです、次に表替えするときは安く済むようになります。

今日は地元の小さい神社でのお祭り準備に出てました。
今までは殆ど親父がこういった行事に出ていたのですが最近は自分が少しずつ参加するようにしてます。
地域の繋がりは大切ですし勉強にもなります、祭り当日は交通整理にも参加します（＾＾；

今回の新築の仕事なのですが・・・２畳です（涙）
それも少し遠方、寸法計測と移動（3Ｈ）製作（1.5Ｈ）納品と移動（3Ｈ）で考えると７．５時間以上かかってます。
これだけでは採算割れなので近くの新築の寸法計測を何とかかねて節約、大変です。

建材畳床を使用していますと時には「硬すぎる」との声を聞くことがあります。
今回新床に新調するお客様もこれを心配していたので当店で在庫していた約３ミリの不織布のクッション材を足して施工してみました。
これでかなり硬さが緩和されると思います。
いままで硬いと思っている方には表替え等の補修の際にも敷きこんで施工することも出来ますが厚さが増してしまうため綺麗に収まらない場合があります。

畳の裏返しを行うとき時には虫食いが発生していることがあります。
服の虫食いと同じような物です、特に湿気ているお部屋や家具の下など通気の悪い場合に発生しやすいです。
ひどくなると裏返しが出来ず交換するしかありませんが小さい物の場合は説明して使用するしかありません。

先日のことですが畳の新床入れ替えのお宅に伺い畳を出して寸法を計測しようとしたところ・・・いつも車に載せてある寸法取り機が無い
盗まれた？と思いましたが・・・よく考えると数日前に新築現場に行ったときもしかしたら忘れたかも
お客様に事情を話して急いで忘れたと思われる現場へ・・・ありました、ヨカッタ
こんな小さな機械ですが約１５万以上しますのでかなりドキドキしました。
うっかりしすぎです

仕事に伺うと地震対策で家具の固定をしているときが有るのですが細すぎる取り付けネジや金具、針金、緩んでいる突っ張り用品などおそらく役に立たない取り付けのものがかなり多いです。
そんな中このように補強を渡して長いネジでシッカリ着けられた物も見かけます。（取り外し作業は大変ですが（笑））
せっかくの対策なのですからいざと言う時に役立って欲しいですね。

今日は雨風が強いのですがお急ぎのお客様の仕事、納品時に濡らしてはいけないのでワゴン車を使用しての納品です。
それにしても現行の乗用ワゴン車で1820×91サイズが床に平積みできる車両って無いんですね。買い替えの際各自動車ディーラーを巻尺もって回ったのですが全滅、商用車のハイエースやキャラバンでないと無理でした・・・
以前は殆どの乗用ワゴン車で出来たはずなのですが・・・使い勝手悪いです

床ゴザを止めるのによくタッカー（大きいホッチキス）で直接上から打ってあるものを見かけますが錆びてくると目立ちますし見た目も悪いので






折り返し部の下に薄い板を挟んで上から釘で止めた後い草の間の中にポンチ等で打ち込んで隠していきます、上手にやると殆ど見えなくなります。
少し手間が掛かりますが見た目がよく仕上がります。

床の間に敷いてあるゴザのことなのですが製作は普通の機械逢着の畳より時間が掛かります。
まず普通の畳と同じように縁を縫い付けます、綺麗に紋が出るように固定してから縫いつけ、以前は手縫いでしたがミシンのほうが綺麗に出来るので・・・家庭用ミシンですがゆっくりと縫えば縫えます


ひっくり返して裏側を千鳥でかがります
井草を数本すくう様に引っ掛けて止めていきます。
ゴザといえど数時間掛かってしまいます（自分が遅いだけか？）