お客様からのオーダーで市松を依頼されたので取り寄せにて施工しました。
縁も「今様」を選択していつもは見ない感じに仕上がりました。
人によっては派手に見えるかもしれませんがいつも地味役（？）ない草畳にも主張して頑張っている感じがします。
(＾＾；

　
かなり古いリフォーム物件のお宅の畳をあげてみたところ下に新聞紙が敷いてありました。
昔は荒床の上に新聞紙を敷くことが多かったのですが最近は不要になったため敷きません。
かなり昔で昭和５４年ですから約３７年前、時間があると記事や広告を読んでしまいます。

広告の中に？と思う商品が・・・髭剃りとドライヤーを合体させてどうするつもりなのでしょうか（笑）
しかもシャープ製です・・・この商品が販売されていたころには海外資本に買収されることになるとは考えることも無かったでしょうねえ・・・

作業に伺ったお宅で畳下から音がするので床板を止めている釘の緩みかと思い釘を打ち増ししたのですが音が止まりませんでした。
よく聞くと床組みのようで何とかしようと台所の床下収納部から床下に潜り込んで応急的にですが処置をしてみました。
全身ホコリまみれになりましたが音がしなくなって良かったです。

　
ダイケン和紙表の新色で藍色（青色）の畳表です。
単体を見たときはちょっと派手なのでは？と思ったのですが納品してみたところ壁紙との相性（壁紙も一部にブルー系を使用でした）もよくさわやかな感じがしました。
こういったちょっといつもと違う仕事も自分の勉強になるのでありがたいです。

宮クーポンリフォーム事業の受付が先日終了してました。
（；＿；）
予算額に達したためですが連休の受付してない日を除くと開始から６日程度で予算額に達してしまったそうです。
前年度は一か月くらいは枠があったと思いますが認知度が上がったせいかあっというまでしたね。
来年度もまたこのような助成事業があればよいのですが・・・

　
障子の張り替えを依頼されたのですがフィルムタイプの障子紙が張られていました。
このタイプは両面テープで張り付けられているのでドライヤーで温めてできるだけ桟を傷めないようにはがしていきます。
傷めてしまったところはやすりで整えて貼り付けがよくなるようにします。
同じものでもよかったのですが高品質な「ワーロンシート」というものにしてみました
　
和紙を塩ビシートでサンドイッチしたシートです、これも専用の両面テープで張り付け施工します。
仕上がりは塩ビシートが少しざらざらしているので自然な感じに仕上がりますし耐候性も高いです。
ですが仕入れ単価がかなりお高めだったので当初の見積もりでは利幅が・・・もう少し価格を調べてから見積もりを提出すればよかったです（涙）

先日は約１００キロ離れた伊豆の川奈まで納品に行ってきました。
それも四畳半（＾＾；
いつもお付き合いのある仕事先ですと「遠いから」と簡単に断るわけにはいきません。
最低限寸法計測と納品で２回は現場に行かなくてはなりませんが今回は寸法計測した後仕様が変わってしまい再度寸法取りに行くことに・・・
３往復もしてしまいました（涙）

富士宮市で３０万円以上の住宅リフォームに対して市内で使える商品券（宮クーポン）が交付される地域振興対策事業の受付が４月２５日から始まります。
畳の工事だけで３０万はなかなか難しいのですが他の工事（転倒防止手すりの取り付け等）との合算も可能とのことなのでリフォームをご検討の方はお早めに。

詳しくは富士宮商工会議所にお問い合わせください。

備後（広島）といえば昔は畳表で有名でしたが現在は生産が少なくなっており今回使用したのはい草は熊本で生産され広島で畳表に加工された畳表になります。
ですが織りが丁寧できれいです。
伝統のあるものは残ってほしいのですがなかなか難しいですね。

熊本といえば地震がいまだに続いてますが心配ですね。
い草生産の本場八代にも揺れが増えているようですし・・・

　
畳の框部分を角が出るようにプラコーナーを入れてあることがあるのですが止め方に問題が・・・
上面から金属ピンでとめてあると錆が発生して裏返しができなくなってしまうことがあります。
今回のお宅は錆が出ていなかったので良かったですが糸で縫って止めるかせめて錆がつかないよう処置をしてもらいたいものです。