ブラシと掃除機を利用して染土を除去してますがふき取るとこんなに色が変ります。
勿論右側がふき取り後です。
大変ですが先日お客様が「前のときはふき取りが大変だったけど今回は楽だった」と言ってくれて嬉しかったです。

今日は仕事をいただいている建築会社の行事で公園の清掃奉仕作業に行っていました。
最近は企業のイメージアップと社会貢献のためこういった活動が盛んですが確かにほかの所を見てもこういったことをやっていると良いイメージは持つと思います。
このようなことは継続が大事なのでこれから続けていけるかが重要ですね。

古畳から新畳に入れ替えるのですが寸法を計測すると部屋の片方は１寸８部（55ｍｍ）片方は２寸以上（63ｍｍ）とかなりの違いがあり困ってしまいました。
仕方なく片方には薄い物を、片方には厚い物を入れて合わさるところを何とかして納品、殆ど解らないくらいに収まり平らに仕上げることができました。
幸い当店ではかなりの種類の厚さの物を在庫しているのでこんなことも出来ます（＾＾；建材床のみですが。

裏返しの畳表なのですが何かを落としたのか1ＣＭ弱の穴が出来ていました。
取り替えたかったのですが良品の裏返しに使える物が無いので何とか埋めてみました。




穴の部分と同じ広さでい草を抜いていきます。
一列ずっとです、かなり時間が掛かります。
その後左右から少しづつ寄せていくと・・・




このようにほとんど解らない位に埋めることが出来ます。
ですが安物の畳表だとい草の密度が低いので綺麗に寄せることが出来ません。

約３０分で突貫制作した台のような代物・・・これは売り物にならないレベル（笑）の出来栄えなのですがこれは何かというと。






使わなくなった掘りごたつを平らに埋めるための土台なのでした。
最近は普通の電気コタツを使う家が多くなり昔ながらの炭を使う掘りごたつは使われず長期にわたり塞いだままの所が多いのですが平らにシッカリとした床を作ってないので不安定なフタをされている所が多いです、こんな風に土台を作ってフタをするとシッカリ感が出ていい感じになります。

普通掘りごたつの炉ぶちは55ｍｍで出来ているほうが多いのでそのままだと２寸（60ｍｍ）の畳を入れると炉ぶちのほうが下がってしまいます。
こうなると畳が磨耗しやすくなってしまいます。




そこで約5ｍｍの板を切って炉ぶちに両面テープで貼り付けて上げてあげます。





そうするとほぼ平らか炉ぶちが少し上がる状態になるので美しいですし磨耗も少なくなります。
意外にこの処置をしていなくて畳が擦れてしまってるところが多いです。

新築の納品は最近美装（掃除）後の納品が多いのですがもちろん美装前の場合もあります。
その場合はちゃんと掃除をしてから納品します。





ですが掃除機を使う前に電気が切られてることが多いのでブレーカーをＯＮにしなくてはならないのですが最近の新築はかなり高いところに付けられてるのが多いです。
背伸びして届くか届かないか微妙なところ、踏み台がないと届かない所もあります。
こんなときは低身長を恨みます（笑）

先日高山方面に友人と旅行に行ったのですが土産にと地酒を買うため酒蔵に立ち寄ったのですが販売コーナーすぐ横の座敷が少し違ってるのに気がつきました。
琉球畳表を使用してそれで縁付きでした、いい艶が出ていてこれもいいなあと感じました。
ですがそれを友人に話しても「どこがちがうの？」という感想でした（涙）
いきなり畳の写真を撮り始めて酒蔵の人も「変な人」と思ったかもしれません（笑）

普段仕事をいただいている建築会社の総大会に出席してきました。
いつもとは違う雰囲気の会議室で今年度の計画や安全管理の話を聞いてきました。
特に安全管理に関しては多くの時間をとっていました、事故を起こすのは信用を著しく落としますしね。
自分の仕事は危険はかなり少ないですが交通事故などには気をつけたいと思います。
帰りにガンダムでも見て帰りたかったのですが乗り合いで行ったためとんぼ返り・・・もったいなかったです（笑）

裏返しをするときシミ汚れや柱の切りさき等で使用できないとき新しい畳表を使用すると目立ってしまうので裏返し前の綺麗な物が出たときにとっておいてそれを使用しますが使用年数や品質、使用状態が同じなわけは無いので色の違いが出てしまいます。
出来る限りはあわせますが今回の作業した物は色が濃くなってしまっていてかなり差が出てしまいました。
ですがこれ以上合うのは無いのでお客様に説明して使用させていただきました。
裏返しは表替えより手間が掛かります。