工事期間に余裕が無い場合もあります。
今回は「連休に新築見学会がある」とのことで他の工事も急いでいたのですが結構押してしまい畳の納入は当日の朝一番になってしまいました。
日の出前に出発して朝の７時に現場到着、無事納品しました。（＾＾；
こんなときは寸法間違いがあったらどうしようとか、朝早すぎると近隣に迷惑が掛かるので出来る限り静かに作業しますが苦情がきたらどうしようとか気を使います。

襖貼りが終わったと思ったら今度は障子貼りの依頼がありました。
ただ剥がして貼るだけならそんなに苦労しないのですがお金をもらう仕事ですので汚れを出来るだけ落としてきれいにします。
一枚綺麗にするとバケツの水が真っ黒に・・・
結局10数枚を清掃し終わるのに６時間掛かってしまいました（涙）
意外に手間が掛かるのです。

襖の張替を依頼されて作業中なのですが外すときかなり固かったのでその分を削ったりしていたらかなり時間が掛かってしまい下準備だけで丸一日掛かってしまいました・・・
これでは採算割れ（涙）になってしまうので明日はもっとペースアップと行きたい所ですが急ぐと大抵ミスをしてしまいますので残業してカバーするしかありません。
早く終わらせてうまいビールが飲みたいです
（＾＾；

最近うす塗り壁（珪藻土など）の新築物件が増えてます。
施工時に汚れが付かないようにシッカリと養生するのですがそうすると寸法計測が結構大変です。
測定器を置いても滑って動きやすいし養生を大きくはがしてしまうと戻すのが大変なので最小限に・・・
勿論壁を傷つけないようにも気を使います。
でも畳以外にも湿気を吸って調整してくれる建材が増えるのはいいことだと思います

勢力の大きかった今回の台風ですが当店的には植木の数本が折れた程度でたいした被害が無くてよかったです。
台風のため遅れた納品を納めるために新築現場に向かったのですが敷地内がぬかるんでしまい入ったは良いが・・・スタックです（涙）
他に押してもらえる人も居なかったのでジャッキで持ち上げ石を下に詰め込んで脱出しました。
後輪駆動のトラックはとにかくはまり易いです（；＿；）
いつも気をつけているのですが本当に些細な悪路で出られなくなってしまいます。
このためだけに4ＷＤの車種を選択する人もいますが普段の燃費が悪化するので少しぐらいの不便はしょうがないかなと思ってます。

綿の畳縁では敷居との摩擦により「ギッ」とか「キュ」とか異音が発生することがあります。
敷居と畳縁のすべりが化繊に比べ悪いために起こるのですがすべりを良くするため敷居に蝋かワックスのような物を塗布するとほぼ収まります。
畳を敷いてしまってから塗るのを忘れていることに気が付くとかなりへこみます
（＾＾；

八畳間だと通常一畳仕上げの場合が多いのですが今回は半畳で制作依頼がありました。
一部屋で16枚、作っていて「まだ終わらない・・」って気分になりました（笑）
でも仕上がりは「おっ」と思うほど美しいです。
寸法も間違いなく無事納品できてほっとしました
（＾＾；

「ひのさくら」等上品の畳表を５年前後で裏返しをすると「新品か？」と思うほどまだ裏側は美しいです
枯れた草などが入ってないので赤い筋はほぼゼロです。
このように使えればよい表を使っても損は無いのですが擦れすぎやシミ発生で使えないと非常にもったいなく感じます。

個人のお客様から縁無タタミの依頼があり琉球や和紙表、目積表など見てもらって検討していただき決定させていただきました。
少し上品の目積表を取り寄せ作業開始しましたが折り曲げ作業性がよく美しく仕上げが出来そうで気持ちがいいです。
無事納品できるようがんばります。

建築現場内はどうしてもくぎやネジが落ちてる可能性が高いので年に数回はこのように拾ってしまいます（涙）
早期発見すれば抜かない限りは空気がすぐぬけることは無いのでバーストなど運転中に危険な状態になったことはありません。
今回もすぐに外してタイヤショップに持ち込み修理、タイヤをだめにしなくて済みました。